Brandfolder(ブランドフォルダー)、デジタルアセット管理のゲストパスキー機能をアップグレードしセキュリティーを強化
大手デジタルアセット管理プラットフォームであるBrandfolder(ブランドフォルダー)は、ゲストパスキー機能の大幅なアップグレードを発表した。この機能強化により、ゲストが保護されたBrandfolderとコレクションにアクセスする際のセキュリティーと制御が強化される。この新機能により、他のユーザーがアカウントを設定することなく、ユーザーのプライベートBrandfolderにアクセスできるようになるため、ユーザーはアクセス権限を管理しながらコンテンツを共有しやすくなる。
ゲストパスキー機能は、システムによって生成される4語のフレーズで、以前のユーザー作成パスキーに代わるものだ。この変更は、システム生成パスキーがより強力で安全であるため、セキュリティー強化を目的としている。パスキーはデフォルトで1年で有効期限が切れるが、ユーザーは有効期限をカスタマイズして設定できるため、より柔軟かつ詳細な管理が可能になる。
Brandfolderは、システム生成のパスキーに加え、共有可能なURLにゲストのパスキーを埋め込むオプションも削除した。この変更は、このようなパスキーの共有に伴う潜在的なセキュリティーリスクを防ぐことを目的としている。代わりに、ゲストはサインイン画面でパスキーを手動で入力する必要があり、セキュリティーがさらに強化される。
ゲストパスキーの設定は簡単だ。管理コントロールバーのプライバシーボタンを選択し、Brandfolderを非公開に設定し、ゲストパスキーを有効にするチェックボックスをオンにするだけだ。パスワードを入力し、適切な有効期限を設定したら、更新ボタンをクリックして完了する。
エンドユーザーエクスペリエンスもシンプルで分かりやすい。パスワードを持っているゲストは、提供されたパスワードを入力してサインインできる。この方法でログインしたユーザーは、Brandfolder上では匿名として表示されるため、プライバシーがさらに強化される。
出典:Brandfolder